３月のおでかけ（１０） ITX青春に初乗り

龍山駅までやってきたのはほかでもない



２月２８日に開業したITX青春に乗りにやってきました。これは龍山駅を起点に走り中央電鉄線上鳳駅から京春線にはいり春川へ向かう都市間準高速列車。せっかくですから龍山駅の施設を中心に見ていきます。



コンコース上にあるのがこのパネル。ITX青春に乗り換えるお客さん用にあるICカード（t-money）専用タッチ機。韓国の場合は日本と違い列車ごとの運賃設定なので距離だけで計る日本のやり方とは異なります。

つまりソウル駅から乗ってここでITXに乗り換え春川へ向かう際

１．ソウル駅→春川駅の運賃＋ITX料金（日本方式）という計算方法にはならず

２．ソウル駅→龍山駅の電鉄線運賃＋龍山駅～春川駅のITX運賃の合算となるわけです。（ちなみにITXは基本全車指定席です。また普通電車ではないのでt-moneyだけでは乗車できません（KTXやムグンファと同じ扱いです）

通常のkorail長距離列車は改札が異なりますが、ITXは普通の電鉄線ホームから発車しますのでこのような機械を置くことによってラッチ内乗り継ぎを楽にさせてくれます。



電鉄線から乗り換える場合は右側を、ITXから電鉄線に乗る際は左側をタッチせよと書いてあります。この端末はITXのすべての停車駅にありますが、あまり目立たないところにあるのでラッチ内乗り継ぎの際は要注意です。



１番線の発車案内。ITXの列車表示が出ると同時に時刻が表示されています。ここに１５：００とかの時刻が出るのは初めて見ました。（１号線用のやつも今まで先発、次発とかで急行とか出てただけでした）わかりやすいですね。



１番線に降りていくとすでに入線してました。



結構２階席は背が高いなぁと思わせられるショットです。



ITXロゴ。韓国にしては洗練されてるようにも思います。



２階建て車両とはいえ日本のようにグリーン車等の扱いになっているわけでもなく、ほかの各車両と優劣はつけられていません。アッパー、ローアーどちらも４０席程度しかありません。



思ったよりも硬めのシートが並びますが若干リクライニングもしますしテーブルもついてますので使い勝手はいいかもしれません。



清涼里までしか乗らないのはモッタイナイから、その次の停車駅坪内好坪まで乗ってみました。自動券売機で買ったら運がいいのか１階席が出てきたのでラッキーでした。（そのあと窓口で聞いたら２階席は満席よと。）
韓国の場合窓口で切符を買うとレシートみたいなきっぷですが、自動券売機ではご覧のようなきっぷ状のものが出てきます。


試乗した後は・・・・・カメラを片手に動いてみます。