中央線快速電車にグリーン車設定へ

びっくりするようなプレスリリースが出ていてびっくりしました。

http://www.jreast.co.jp/press/2014/20150203.pdf

２月４日付でプレス発表されていますが、２０２０年度を目途に中央線の快速電車でグリーン車のサービスを開始するとのこと。



運用区間はいまの快速電車と同じで東京駅から大月駅まで。さらには乗り入れする青梅線の青梅駅までをターゲットとしています。
あれ？五日市線が抜けているということは、五日市駅直通はなくなるってことですかね。独立運用が存在するならいざ知らずですが・・・・・。




JRも今回の展開でいわゆる昔から言われる「通勤５方面作戦」すべての方向へグリーン車サービスが始まると銘打っておりますが、今までの展開と大きく異なる点があります。

○　東海道線・横須賀線　→　京浜東北線
○　総武快速線　→　総武線（各駅停車）
○　常磐線　→　常磐線各駅停車（千代田線直通）、取手行き快速
○　宇都宮線・高崎線　→　京浜東北線

とこれら４路線には都心から一定距離までの区間でグリーン車のつかない、混雑を補強しあう列車が用意されています。よってある程度長距離乗る人への着席サービスというカテゴリーになっているかとは思います。

これが中央線となると、各駅停車は総武線からの直通で三鷹まで来ているだけ。武蔵境以遠は中央快速の電車だけが輸送力となっているわけで。ここにグリーン車・・・・・本当に要るんだろうかって感じです。

個人的には立川あたりまで黄色い電車が来るようになり、いまの特快あたりが中距離電車の役目を担い始めたころに投入するならわかるんだけどなぁ・・・・・。


まぁグリーン車がついていながら東京駅で朝のラッシュなんかは２分で折り返しをしないといけない点や、２３時以降になれば高尾方面に行く各駅停車なんてのも出てきているわけで、終日快速運転をしていない点など克服すべき課題は多そうで、たんに２両分延長する工事だけの５年間ではないような気がします。
中央ライナーなんかの増強じゃだめなんかいって感じもしなくもないなっていうのが個人的意見だったりします。

コメント 1

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nice! ありがとうございます。
by undo (2015-02-22 00:05)