国交省が地域航空会社統合を検討？

先週土曜日の日経1面に出ていましたね。



日経の紙面を確認する以上はすでにJAL・ANAと何らかの資本やら業務提携やらしている具体的な航空会社5社をあげ、JAL・ANA両者も加わった共同運営等ができないかとの検討を求めているようです。
その具体的5社というのが

【ANA系列】
・　ANA WINGS
・　オリエンタルエアブリッジ

【JAL系列】
・　天草エアライン（資本注入なし）
・　日本エアコミュータ
・　北海道エアシステム

この5社なんです。この5社のうち、ANA WINGS（AKX） と日本エアコミュータ（JAC）は地域系とはいうものの、AKXはANA100%子会社だし、JACもJAL60%子会社（残り40%は奄美諸島自治体）ということもあり、地域といいながら親会社を補完するような運行を行っているのでちょっと違うかなって感じがします。

個人的には名前の挙がっていた会社＋αを検討の候補にしたらいいのではと思うのです。

・　オリエンタルエアブリッジ　（ANA系五島列島方面）
・　天草エアライン　（熊本方面）
・　北海道エアシステム　（JAL系道内路線）
・　新中央航空　（調布飛行場から伊豆諸島方面）
・　琉球エアコミュータ　（JAL系沖縄県内路線）
・　東邦航空　（伊豆大島から伊豆諸島向け・ヘリコプター路線）

地方路線の足ではあり路線によってはフェリーや高速船との競合路線にもなっていますが、やはり空路での結びつきは他地方の観光客を引き付けるために必要とも思います。
マイレージが付く／付かないとか、訪日外国人に利用してもらうためとかもいいんですが、やはり地域の足の確保が大原則かとも。

まぁあまり大手資本が入りすぎると独自性がなく難しいとも思うのです。
JACみたいに地元の自治体が株主になって地域内の航空会社を運営する。そこにJAL／ANAが一定数の席を確保してコードシェアだけ行うっていう方がきれいな結論のような気がします。