昭和63年の国際線時刻表 その2 [airlines and airports]
http://undo-town.blog.so-net.ne.jp/2016-12-25
昨年の終わりにアップし始めた昭和63年の時刻表。続きをやっていきましょ。続きはヨーロッパみたいです。
上から2番目にアテネ行きが。いまでも直行便はなくイスタンブール、ドバイ、ドーハ乗り継ぎなどで向かうのですが、当時ももちろん直行便はなし。っていうか経由地がすごい。
JL471便(DC10):バンコク、カラチ、クウェート、ジェッダ、カイロ経由で25時間15分
JL473便(DC10):バンコク、アブダビ、クウェート、カイロ経由で22時間25分
週2便だけとはいえすごい経由地です。CAさんもすごいですよね。寄港地でのスイッチがあるんでしょうけど、週1,2便じゃそれまた難しいですよね。
続いてにも気になるのがデュッセルドルフ行き。今でこそANAが飛ばしていますが、こちらも元祖はJAL。アンカレッジ経由ですから半ば直行便みたいなもんですよね。いまもフランクフルトからバスサービスがあるくらいですから切っても切り離せない行き先なんでしょうね。
マドリード行きもIBで復活しましたが、JALもだいぶ飛ばしてましたよね。末期のころもアムステルダム経由便だったような気が。そういう意味でもAMSゆきは団体用の便としてはニーズがあったのかもしれないですね。採算面は危ういけど。
アンカレッジと並んで経由地の意味合いが強かったのがモスクワ。おひざ元のSU(アエロフロートロシア航空)とJAL以外にもAF,BA,AZ,LHなんかが週1便とかですが飛んでるのが昔の名残って感じですね。
ヨーロッパはいまとちがって行き先が多いのが魅力的ですよね。中近東なんかはエミレーツやカタールの牙城になってますが、当時はJALが週1便ベースで飛んでいたりして時代を感じさせられますし、それが88年当時でも飛んでいたっていうのがびっくりです。
次はアジアっすよね?
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